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Posted by チェスト at

2018年08月01日

ジャム?コンフィチュール?

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そして話題が変わりますが、夏になり今年も庭でブルーベリーが大量に収穫できたので、

今年はコンフィチュールに加工しています(-^0^-)




突然ですが、皆さんはジャムとコンフィチュールの違いをご存知でしょうか?

多くの方は同じと思われているようですが、実はジャムとコンフィチュールは

製法が違うってご存知でしたか?

レシピサイトなどではコンフィチュールとありながら製法がジャムのものがほとんどで、

正しい製法のレシピをほとんど見たことがありませんが

実は作り方に大きな違いがあります。



大まかな作り方は似ているのですが、加熱に関して大きな違いがあり、

コンフィチュールは加熱が少ないので、ジャムよりも色鮮やかで

フルーツの美味しさや食感がより良く保存できるのがコンフィチュールなんですよ^0^

現在ブルーベリーで作っているので、ご家庭でも簡単に出来るレシピをご紹介しちゃいます!


▽ブルーベリーコンフィチュール▽

【材料】

・ブルーベリー 1kg
・グラニュー糖 560g(長期保存する場合480g以上は最低でも使用してください)

・ペクチン    4g
・グラニュー糖 55g

・レモン汁 40cc


【作り方】

1.ブルーベリーをよく水洗いし、水気を切ってグラニュー糖をまぶし、2時間置いておきます。

2.鍋に1を入れて、強火でアクが出るまで加熱し、アクを取り除きます。

3.あくを取ったブルーベリーを全てボウルに移し、ラップをかけて常温で1日寝かせます。
(この段階で瓶を煮沸消毒して、自然乾燥させてください)


4.翌日鍋にブルーベリーの煮汁のみ漉して果肉と分け、ペクチンとグラニュー糖を良く混ぜ合わせておきます。
(この段階で別の鍋に瓶が8分目ほどまでつかる水を入れて、80度ほどに加熱しておきます)


5.煮汁を強火にかけ、50℃程度になったらペクチンとグラニュー糖を加えて、かき混ぜながら加熱します。

6.アクが出たら取り除き、温度104度、お持ちであれば糖度計で62%まで強火で加熱する。(※1)
(※1:温度計や糖度計がない場合、ヘラで混ぜた際に鍋底が見えるくらいとろみが出れば大丈夫です)

7.一度火を止めて、取り分けておいた果肉とレモン汁を加えて強火でひと煮立ちさせます。

8.煮沸消毒した瓶に満杯に入れて、しっかりと蓋をします。

9.瓶の8分目ほどがつかるくらいの湯を入れた鍋に、瓶を逆さまにして80度ほどの
沸騰しない程度で30分加熱し、脱気処理をします。
(水は瓶が割れるので、4の段階でお湯を準備しておきます)

10.常温で冷やして完成です。(開封後は冷蔵保存)



という流れで、コンフィチュールはジャムと違い、果肉と果汁を分けて強火で短時間加熱することで

ジャムのように長時間加熱をせずに、果肉も崩れず香り豊かなフレッシュさのある

美味しさに仕上げることができます♪

おまけにジャムと違い、ずっと火加減に気をつけて長時間見ている必要がないので、

実はジャムよりも待つ時間が長いだけで、作業時間は20分程度もありません、1kgほどなら。



長くなりましたが、洋菓子店としてのおまけのアドバイスとして、

基本的にコンフィチュールにはペクチンを使いますが、

濃度の高いもの(マンゴー、ローズヒップ、マロン、さつまいもなど)

繊維質のもの(ルバーブ、ジンジャーなど)

種や皮、果肉にペクチン質を含むもの(フランボワーズ、かんきつ類、りんご(皮に多いものは皮を少し加えます))

はペクチンを特に使う必要はありません。



また今回は、グラニュー糖のみの使用のレシピをご紹介していますが、

4分の1をトレハロースに置き換えても良いですし、

苺やベリー系の酸味の強いものは、4分の1ほどを三温糖に

置き換えることで酸味を抑え、まろやかな美味しさに仕上げることもできます。

他にも味の薄い果物(キウイ、グレープフルーツ、ドラゴンフルーツなど)は

シナモンやカルダモンなどのスパイスを加える事で味を引き締めて

大人の味わいにもできますので、ぜひこの期に

ジャムとコンフィチュールの違いを実際に作って覚えてみてください♪


特にブルーベリーや苺ジャムつくりで、香りがしない、佃煮っぽい匂いや味がする

といった経験がある方はコンフィチュールの作り方で作ると

おそらくまず失敗しないと思いますよー^0^-





















  


Posted by 菓子工房華もも at 15:41Comments(0)ブログ